減速チェンジのコツ~ギアチェンジ~

■減速チェンジを苦労なくクリアするコツ
減速チェンジは加速チェンジにくらべて、苦労をしたりうまくできなかったりする人が多いようです。それはブレーキを踏む加減やMT車で クラッチをシフトするタイミングがズレてしまっているからです。そして焦ってしまって複数の動作が重なってしまうことにも大きな原因があります。しかし逆 の見方をすれば、「ブレーキを踏む加減」、「クラッチをシフトするタイミング」、「複数動作の重なり」といった3点に気をつければ、多くの人が味わう苦労 を経験することなく、いち早くゴールにたどり着けるわけです。そこで、これらが原因で起こるトラブル事例と解消法を紹介しながら、減速チェンジのコツを 探っていきましょう。

★エンジンのノッキング音がタイミング!?
交差点を右左折しようとしたとき、あるいは前方の車が減速したときは、自分の車を 減速させて走行します。たとえばサードギアに入れて走行しているときはセカンドに落として対処します。減速チェンジの手順は、まずブレーキを踏んで、“速 度が落ちたことを確認してから”クラッチペダルを床まで踏み込みますが、このときの失敗事例の多くが、十分な減速ができる前にクラッチを踏み込んでしまう ことです。目安となるのはエンジンのノッキング音。速度が十分に落ちてそれがエンジンに伝わると“カラカラ”とういノッキング音を返してきます。そのタイ ミングでブレーキを踏み込めば大丈夫です。

★チェンジのときエンジンが止まってしまう!?
減速チェンジのときブレーキペダルを強く踏み込んだままにしておくと、エンジ ンストップがかかり車は停止してしまいます。クラッチペダルを踏んだら、その時点でブレーキペダルから足をスッと離すような感覚を習慣づけていけばエンジ ン停止を防げます。気持ちが焦っていると身体まで堅くなってこのような状態になります。リラックスしましょう。

★チェンジのときの入れ間違い!?
たとえばサードからセカンドへ入れて減速する場合、「1  ニュートラルへ戻す」、「2 そのまま手のひらを返して」、「3  手のひらを左側に押し当てながら」、「4  シフトレバーを手前に引く」。ここでの動作を4コマに区切ることができます。チェンジのときにシフトレバーを入れ間違えたり入れ忘れたりするのは、これら の動作をいっきに連続して行ってしまおうとすることにあります。加速チェンジのときと同様に、1つ1つの動作を焦らずに1、2、3、4と区切ってすすめて いくと解消できます。最後にクラッチペダルを上げれば、一連の減速動作が終了します。

■減速チェンジのスムーズさや速さを気にしてはならない
減速動作に馴れてスムーズにできるようになるまで、それほどの時間は かかりません。復習しましょう。 1 ブレーキペダルを軽く踏んで減速する、 2 ノッキング音を合図にクラッチペダルを床まで踏み込む、 3 ブレーキペダルを少し緩める、 4 サードからセカンドへチェンジする、 5 クラッチペダルを上げる~。わずかこれだけの動作ですから、焦ったり堅くなったりせずにゆっくり確認しながら行うようにすれば一切の悩みや苦労はなくなる はずです。

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